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胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋(Sternocleido-madtoid)


起始

・胸頭(sternal head):胸骨柄
・鎖骨頭(clavicular head):鎖骨の内側1/3

停止

乳様突起および上項線

作用

片側の収縮の場合、頭を同じ側に傾ける。頭を反対側に回旋する。両側の収縮の場合、頭を伸展する(顎を前方に突き出すようにして後頭部を前下方に動かす)。頭が固定されている場合、呼吸(吸息)を助ける。

神経支配

副神経(第Ⅺ脳神経)、頸神経叢(C1、C2)からの直接の枝。

コメント

首を回旋すると、盛り上がるので確認しやすいです。前かがみになってテレビやパソコンの画面を見るなどの悪い姿勢によって短縮・弱化しやすくなります。

 

鎖骨・胸骨に停止があることで、顔を正面に保ったまま力が入ると、胸部を上に引き上げ、良い姿勢をつくるためのスイッチのような役割を果たしています。この筋肉に力が入らないと、顎があがってしまい、頸椎ヘルニアの危険性が大きくなったり、猫背になってしまいます。

 

胸部が引きあがることで、肩甲骨あたりのところが下に引き下がり、背中の筋肉が使いやすい状態になります。なので、トレーニング中に肩に力が入って抜けないなと感じたら、顎を引くことで、その状態が改善されることがあります。厳密にいうと、胸鎖乳突筋にとって顎は関係ありませんが、顎を引くのが、胸鎖乳突筋を働かせるための簡単な方法です。

 

 

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