栄養学を勉強するにあたって、まず全体像をつかみたかったので、タイトルから簡単そうなこの本を入門書として選びました。
中身は、栄養とは?というところから、栄養と遺伝子の関係についてまで述べられていました。文章量は一般的なテキストと比べると、それほど多くはなく、イメージを喚起しやすいイラストが多様されていて、理解を助けてくれました。
印象的だったのは、栄養学の本なのに、生理学についての話がよく出てきたことです。この本とほぼ同時期くらいに生理学の入門書を読んでいたので、内容が重複することが少なからずありました。
このことから言えるのは、栄養学を学ぶために生理学は切っても切れない関係にあること、その関係性についても学ぶ必要があることです。
「この栄養を吸収すれば、単に~になる」という機械的な暗記ではなく、その間にある、生理機能との関係もきちんと示してくれているので、理解しやすかったです。
栄養学を学びたいと考えているなら、ぜひこの本からはじめましょう!
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