トレーニング、身体、そして身体の動かし方について考えるサイトです。

「考え方が違う」とはどういうことか?(考え方は2種類しかない)

会話や議論の中で、「考え方が違う」といって話が終わってしまったりしませんか?

 

この「考え方」が違うとはどのようなことをいうのか?思考のプロセス(参照→『思考とは?~「考える」を考える~)を踏まえた上で考えてみたいと思います。

 

実は、考える手法とは、思考のプロセスにおいて、「選択」で挙げられる選択肢を整理する手法のことで、2種類しかありません。

 

それは「抽象化」と「具体化」です。以下説明します。

 

因数分解を知っていますか?たぶん学生の頃習ったと思います。この因数分解こそがまさに「抽象化」と「具体化」なのです。

 

たとえば、①ax+bx+cx=②x(a+b+c)

 

この①→②することを抽象化、②→①することを具体化といいます。

 

これだけではわかりにくいと思うので、もっと例を挙げてみたいと思います。

 

まず、抽象化の例。

 

僕が「考える」について考えていた当初、「考える」とは自分自身に質問することであると思っていました。

 

この結論に至るのに、まず行ったのが、自分の経験の中で、「考える」という行為を行った場面を細かく思い出しました。

 

その上で、それぞれの場面で必ず行っていた部分を抜き出しました。それが、自分自身に質問するということだったのです。

 

そのため、「考える」とは自分自身に質問することであるという結論にいたったのです。

 

つまり、「抽象化」とはある事項から共通する部分を集約することであるといえます。

 

一方、具体化の例です。

 

これは、履歴書の用紙を買ってきて、履歴書を書くときのことを思い出してもらったらわかると思います。

 

履歴書用紙を見てみると、名前や住所、生年月日など、各枠の中に書く項目が決まっています。そして、その項目を見て、たとえば、名前のところにはま~さんと書き、住所には~県~市~と書き、生年月日には19〇〇年〇月〇日と書きますよね?

 

つまり、「具体化」とは、共通する(抽象化された)部分から、その場面場面にあった別の事項を導き出すことをいいます。

 

以上が、考える手法についてなのですが、思考のプロセスを同じように進んでいても、人によってたどり着く結論は違います。

 

それはなぜでしょうか?

 

その理由は、人により持っている知識・経験が違うことが挙げられますが、実はもう一つあります。

 

それは、思考を行う目的が違うからです。

 

たとえば、好きな人がいたとして、それからの行動を考える上で、「好きな人と仲良くなりたい」と思って考えるのと、「好きな人と付き合いたい」と思って考えるのでは、微妙に結論が違ってきます。

 

つまり、一般にいう「考え方が違う」とは、思考の根底にある目的が違うのです。

 

同じ目的をもって思考しているように思えて、実はいろんな事情があって目的がずれている場合が僕の経験上よくありました。

 

「考え方が違う」と思ったら、相手の事情、立場をよく考えて、相手の思考の真の目的を想像してみると、なぜ考え方が違ってしまうのかわかるかもしれません。

 




著作『思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~』

常識を疑うための参考にぜひお読みください!

思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~

LINEで送る
Pocket

管理人について




本を出版しています!詳細は画像をクリック!

LINE@

最新情報やお役立ち情報をお届けします!PCの方はクリックするとQRコードが表示されるので、スマートフォンでLINEアプリを開き、コードを読み取って追加してください!
友だち追加

Twitter(バナークリックでリンク)

大阪でパーソナルトレーナーをお探しならクリック

管理人について




PAGETOP
Copyright © 筋トレの常識を疑え! All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.