トレーニング、身体、そして身体の動かし方について考えるサイトです。

力を抜くためには力を入れる

よくスポーツや武道の世界では「脱力」が話題になります。

 

脱力できているとしなやかでスムーズな動きになります。

 

しかし、不必要な部分に力が入っていると、ギクシャクしたいかにも運動音痴そうな動き方になります。

 

「力を抜いて」と言われて抜ける人は問題ないのですが、抜けない人ももちろんいます。

 

力が抜けない人は、身体の使い方に大きな原因があります。

 

実は、力が抜けない人は力を入れることができていないのです。

矛盾する言葉になっていますが、もうちょっと付け加えると、「末端の力が抜けない人は中心の力を入れることができていない」のです。

 

どういうことかというと、動と静の関係性から、筋肉がつなぐ2つのは、相対的に動く側と静止する側にわかれます。「相対的」なので、静止する側も動く可能性があります。

 

たとえば、動く割合(動くのに使われる力の割合)が100%だった場合、静止側がきちんと安定して静止していれば、動く側の動く割合が100%となり、動く側はただ静止側に引き寄せられるようにスムーズに動きます。

 

これが、動く側の動く割合が50%で、静止する側の動く割合も50%だった場合、両者の関係はあいまいになり、筋肉が収縮した場合、どちらの側も同じように両者の中心に向かって引き寄せられてきます。これでは、動く側に十分に動かすことができません。

 

では、上記の場合に動く側を十分に動かすためにはどうすればいいでしょうか?

 

それは、静止する側をきちんと静止させるために、別のところから静止させる力を加える必要があります。これにより、動く側を十分な範囲で動かせるようになりますが、当初の動く割合50%分の力しか発揮されないことに変わりはないので、動く力は半減したままです。

 

以上から、静止すべき部分がきちんと静止できていれば、動く部分はスムーズに動くことがわかるでしょう。この静止すべき部分がきちんと静止できないときに加えられる別の力が余分な力であり、「力が抜けない人」の「力」なのです。

 

つまり、静止すべき部分が、適切な筋肉を使って静止できていれば余計な力が入らないのです。

 

そして、この静止すべき部分が身体の中心である体幹なのです。体幹に力がメインで入るような身体の使い方ができていれば、末端はスムーズに動き、「脱力」しているといえます。

 

参考:「身体の動きの原則

 

 

 




著作『思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~』

常識を疑うための参考にぜひお読みください!

思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~

LINEで送る
Pocket

筋トレの常識を疑う




本を出版しています!詳細は画像をクリック!

LINE@

最新情報やお役立ち情報をお届けします!PCの方はクリックするとQRコードが表示されるので、スマートフォンでLINEアプリを開き、コードを読み取って追加してください!
友だち追加

Twitter(バナークリックでリンク)

大阪でパーソナルトレーナーをお探しならクリック

筋トレの常識を疑う




PAGETOP
Copyright © 筋トレの常識を疑え! All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.