トレーニング、身体、そして身体の動かし方について考えるサイトです。

全体観~すべては関連しあっている~

全体観とは、個々の物質が結び合って一つの統一体(全体)を形成しているという考え方をいいます。昔の理科の授業でもあったと思いますが、物質は原子の集まりでしたよね。生物は細胞の集まりですし、人間が集まって社会を形成しています。

 

全体観のもともとのルーツは、人間と自然界との関係であり、中国では古くからこの関係を重要視してきました。そこから、自然界も人間の身体も同じ法則で活動していると考えるようになったようです。

 

全体観については、人体での全体観、人体と自然界との全体観がよく言われています。

 

人体での全体観

人間の身体は、中医学的には、五臓六腑を中心に経絡、組織、器官が結びつき、それに気、血、津液、精などと呼ばれる物質が加わり、一つの身体を形成しています。西洋医学的に見ても、筋肉、血管、神経、その他内臓や脂肪などが合わさって人体を構成しているとされてますよね。

健康な状態では、それぞれ互いに助け合ったり、牽制しあって、生理的な活動を維持していますが、人体に疾病が生まれると、局所の病変が特定のルートを伝わり、全身に影響して、体表や舌、脈などに反応が現れます。これは、人体が統一体として機能しているから起こります。一部で起こったことが、別のどこかに影響を及ぼすんです。

人体と自然界との全体観

人間は自然界の一部として存在し、自然の変化に影響を受けながら生活しています。そのため、自然界の環境変化に絶えず身体を順応させていかなければ生きていくことはできません。人間の身体は自然界の法則に従い、自然と同じリズムで動いています。たとえば、月の満ち欠けと女性の月経周期との関係は、自然界と体内でリズムが一致していることをあらわしています。

 

考え方としての全体観

人体の中での、また、人体と自然界との全体観は中医学を学んでいこうとするなら、必ず目にするところです。ここまでが知識の部分ですね。

 

僕はそれ以上に、この「全体観」という考えは、あらゆる場面において通ずる重要なものだと思います。簡単にいうと、「すべてはつながっている、関係している」という考え方、物の見方ができることこそが一番重要だと思います。風が吹けば桶屋が儲かるじゃありませんが、何事も一見関係していないようなものでも、関連性を見出そうとしてみる視野の広さを持てるかどうかですね。
トレーニングで言えば、どうしても鍛えたい筋肉に注目が集まりがちですが、鍛えたい筋肉を鍛えるためには、別の筋肉が骨を安定させたり、神経がきちんと鍛えたい筋肉に信号を送り、筋肉を収縮させるだけのエネルギーがあり、、、などなど様々な要因が必要なのです。また、重力、トレーニング環境などもトレーニングに影響を与える可能性があります。トレーニングの調子が悪い原因が、毎朝欠かさずとっていた納豆を摂り忘れたことにあるかもしれないのです。

 

話が脱線してしまいましたが、僕が言いたいことは、あらゆる視点で考えることが、トレーニングのレベルを上げるために重要であるということです。

 

ぜひこの全体観という考え方はぜひ中医学に興味がなくても頭の片隅に置いておいてもらいたいです。




著作『思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~』

常識を疑うための参考にぜひお読みください!

思考のプロセスについて~「考える」とは何をすることか~

LINEで送る
Pocket

筋トレの常識を疑う




本を出版しています!詳細は画像をクリック!

LINE@

最新情報やお役立ち情報をお届けします!PCの方はクリックするとQRコードが表示されるので、スマートフォンでLINEアプリを開き、コードを読み取って追加してください!
友だち追加

Twitter(バナークリックでリンク)

大阪でパーソナルトレーナーをお探しならクリック

筋トレの常識を疑う




PAGETOP
Copyright © 筋トレの常識を疑え! All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.